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広報むろらん 平成31年2月号

北海道胆振東部地震から5カ月 地震発生時の行動アンケート結果と災害への備え(1)

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北海道室蘭市 クリエイティブ・コモンズ

2018年9月6日に室蘭市で過去最大震度となる震度5弱を観測しました。同時に北海道全域がブラックアウトとなり、発災当初は電力復旧の見込みが全く予想もつかない状況でした。
このような非常時における、市民の初動から復興復旧に移るまでを把握することは重要です。
そのため、記憶が薄れない震災直後の調査が有効なことから、市と室蘭工業大学では、共同で災害時における市民の行動と市民が行ってきた災害に対する備えについてアンケート調査を実施しました。(アンケート結果の詳細は、市ホームページにも掲載しています。)

■アンケート設問 今回の地震は、あなたの体感でどの程度だったか

今回の地震での、震度階級の各地区平均値を見ると、山手町付近よりも寿町付近が高い値を示し、86パーセントが震度4から5弱未満と感じていたことが分かります。この地震を含めた過去のデータでは、室蘭における震度4以上の地震(1926年以降)は通算8回と少ないですが、今回、震度3を観測した山手町付近で震度5弱を記録したならば、大きな被害が発生したと推測できます。
昨年6月の国の調査では、今後30年以内の震度6弱以上の地震確率が室蘭は8.5パーセントとなり、前回予測より3.5ポイント上昇しました。8.5パーセントの発生確率は決して低くはなく、むしろ高い方に分類されます。今回の地震で大きな被害が無かったからといって、備えを怠ってはいけません。
※震度階級地区平均分布図についてはPDF版をご覧ください

■アンケート設問 地震発生直後から停電までの行動について(おおよそ午前3時8分~3時25分頃)

大きな揺れを感じて津波の発生を考えた市民は、津波浸水予測区域内に住んでいる人が多かったです。
津波浸水予測区域外に住んでいる人は、〝津波の発生は考えていない″という回答が36.1パーセントで、3人に1人は津波災害を意識していないという結果でした。

■アンケート設問 停電後から夜明けまでの行動について(おおよそ午前3時25分~午前6時頃)
※結果についての詳細はPDF版をご覧ください
断水に対する備えは約7割の人が行っていましたが、ブレーカーとガスの閉栓については、半数以上が行っていないという結果になりました。
特に高層マンションでは、停電が発生したときの水確保が難しくなりやすいため、断水の備えを意識しましょう。

■アンケート設問 9月6日の夜明けから日没までの行動について(おおよそ午前6時~午後6時頃)
買い物に行きましたか:

約4割の人が買い物に出かけています。買った品目は、食料が3割、次いで電池、水となっています。
欲しかったものの中で、食料・水以外は購入できなかったという声もありました。

■アンケート設問 地震発生以前の、あなたの「備え」について
普段から災害に対して備えていたもの:

約3割の人が、普段から災害に対して何も備えていないことが分かります。

□各項目の内容「インターネット」インターネットによる情報収集
「SNS」SNSによる情報収集
「災害時」災害時通信手段の確認
「テレビなど」テレビや新聞による情報収集
「連絡先」連絡先の確認
「ハザードマップ」ハザードマップや避難場所の確認
「非常持出袋」非常持出品(懐中電灯など)の準備
「非常食」非常食の準備
「家具」家具の固定
「不備」ほとんど備えていない

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

※広告は一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパンが掲載しているものであり、広報紙を発行している自治体とは何ら関係ありません。

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル